屋外階段は、高齢者にとって転倒リスクの高い場所のひとつです。
特に北海道のような雪国では、積雪や凍結の影響でリスクが増します。
こうした不安を解消し、住み慣れた自宅で安心して暮らし続けるための方法として、いす式階段昇降機の設置が有効です。
今回は、退院を控えたお母様のために、屋外階段へ風除室といす式階段昇降機を設置した札幌市K様邸の事例を紹介します。
K様からお問い合わせをいただいたのは、お母様の退院を控えていたことがきっかけでした。
お母様は足腰が悪く、現在入院中です。
また、週3回の人工透析を受けているため、退院後も継続的な通院が必要でした。
お母様の退院に向けて課題となったのは、玄関へ続く12段のコンクリート製の屋外階段です。

▲設置前の階段(風除室設置後)
K様邸は傾斜地に建っており、外出する際には必ずこの階段を利用しなければなりません。

▲傾斜地の様子
そこでK様は、屋外階段の安全対策としていす式階段昇降機の設置を決断されました。
風除室を設けることで、雨や雪の吹き込みを防げるため、天候の影響を受けにくい環境で安心して乗降できます。
今回はその利点を活用するために、いす式階段昇降機の設置に合わせて風除室も新設しました。
また、風除室には昇降機を雨や雪から保護する役割もあります。
そのため設置可能な機種の選択肢が広がり、屋外階段ですが屋内タイプの「エスコートスリム」を採用しました。

▲設置後の全体の様子
このようにK様邸では、いす式階段昇降機による移動負担の軽減と風除室による雪対策を組み合わせることで、北海道の厳しい気候にも対応した屋外階段のバリアフリー化を実現しています。
屋外階段への設置事例について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
➡ 外階段に屋外タイプのいす式階段昇降機を設置した事例
➡ T様邸の外階段にいす式階段昇降機を設置した事例
設置した機種は、直線階段用いす式階段昇降機「エスコートスリム」です。
エスコートスリムはコンパクト設計が特徴で、使用しないときは本体を折りたたんで収納できます。
また、次のような機能を備えています。
・インテリアに合わせて選べる5色のカラーバリエーション
・ひじ掛けと足のせ台が連動し、スムーズに乗降できる設計
・折りたたみ機能により、使用しないときはコンパクトに収納可能
・乗降しやすい2段階のいす回転機能を搭載
・初めての方でも扱いやすいレバースイッチ式の簡単操作
・障害物を検知すると自動停止する安全装置を搭載
このようにエスコートスリムは、コンパクトさ・使いやすさ・安全性を兼ね備えた機種です。

▲下階の様子(左:乗降位置 右:収納位置)

▲上階の様子(左:乗降位置 右:収納位置)
風除室内にいす式階段昇降機を設置する場合、一般的には室内で乗降できるように設計します。
しかし、今回のK様邸では、下階側の乗降位置をあえて風除室の外まで延長しました。

▲下階の乗降位置
K様邸は傾斜地に建っているため、少しでも道路に近い位置で乗降できるようにすることで、お母様や介助されるご家族の負担軽減を図っています。
設置工事には奥様に立ち会っていただきました。
実際に階段昇降機へ試乗していただいたところ、「想像していたよりも安定感があり、速度もちょうど良いですね」とのお言葉をいただきました。
なお、お母様が階段昇降機を利用される際は、奥様が付き添いながら使用される予定とのことです。
屋外階段に階段昇降機を設置することで、ご本人や介助するご家族の負担を軽減できます。
特に北海道のような雪国では、積雪や凍結によって階段が滑りやすくなるため、早めの対策が重要です。
北日本メディカルは、北海道内で2,800件以上の施工実績を持ち、多くのお客様の住環境改善をお手伝いしてきました。
その経験から、ご利用者様の身体状況や住宅環境に合わせて、最適な設置プランを提案できるのが当社の強みです。
屋外階段の昇り降りに不安を感じている方やバリアフリーを検討している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。