同居する高齢の家族の階段昇降が危なっかしいと感じている方はいませんか。

階段での転倒・転落は高齢者にとって、要介護状態となる引き金にもなりかねません。高齢の家族に自分らしい生活を送ってもらうためには、階段昇降機の設置をおすすめします。

しかし、以下のような疑問を持つ方もいるでしょう。

「スペースが狭くて設置できないかも」
「階段昇降機を検討しているけれど、設置後のイメージがわかない」

今回はこのような疑問を持つ方に向けて、お母様のために階段昇降機を設置したS様の事例を紹介します。

S様邸で階段昇降機が必要となった背景

S様のお母様はお父様が他界したことをきっかけに、娘さん（S様）の近くで生活したいと望まれたため、娘さんが経営する店舗の2階で生活しています。

しかし、お母様の階段昇降の様子を見て、娘さんは危険に感じていました。

そこで姉妹で話し合い、お母様の階段昇降の負担軽減や階段事故を防ぐことを目的に、階段昇降機の設置を決断します。

お母様が膝の手術をしていたことも決断を後押ししました。

S様邸に階段昇降機を設置する際の問題点と解決方法

S様邸の階段は、途中の踊り場で180度方向転換する折り返し階段です。階段昇降機を設置するのに、問題点が1つありました。

問題点：1階の移乗場所の確保

S様邸で階段昇降機を設置する際の問題点は、1階の乗り降りのスペースをどこにするかでした。

▲設置前のS様邸の階段

上記の写真を見てもわかるように、1階を降りた左手には開き戸、右手には収納スペースがあります。

どちら側で乗り降りするにしても干渉する状態でした。

解決方法：レールを90度曲げて設置

解決方法として選択したのは、玄関方向にレールを90度曲げる方法です。

▲1階はレールを90度曲げて設置

これにより開き戸への干渉がなくし、動線を確保しています。

また収納スペースはドアを取り外すことで、そのまま収納スペースとして使えるように配慮しています。

設置した機種は楽ちん号KF-W曲線型

今回、S様邸で設置したのは「楽ちん号KF-W曲線型」です。

楽ちん号KF-W曲線型の特徴は以下のとおりです。

・6色のカラーバリエーション
・コンパクトに収納が可能
・壁からのレール出幅が最小130mm
・わかりやすい操作方法
・自動停止機能を搭載

楽ちん号KF-W曲線型は、日本人の体格に合わせて使いやすいように設計されているのが魅力です。

▲移動もスムーズ

設置後の感想

設置後、お母様は「動きもスムーズで乗りやすい」、娘さんは「パープルの色がきれい」と階段昇降機が気に入った様子でした。

1カ月後には、お母様は娘さんが仕事中でも安心できるくらい昇降機での昇り降りがスムーズになり、介助もいらないと喜んでいました。

リモートによる見積が可能

弊社ではLINEを使ったリモートにより階段状況を把握し、簡易図面から見積を提案することが可能です。

S様の場合も簡易図面で提案し、後日、正規の図面・見積をもとにご依頼を受けています。

まずは簡易的な見積が欲しいという方は、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。

弊社では、多種多様の製品からあなたに合った階段昇降機を提案させて頂きます。