小樽には数多くの歴史的建造物が現存し、建築用途としては倉庫、店舗、料亭、寺院、教会、銀行など多種多様となっています。これらの建物には当時の最先端の技術や洗練されたデザインが施され、優れた文化遺産として高く評価されています。明治、大正、昭和初期の建造物は現在も数多く残されており、歴史や文化を今に伝え、小樽らしい街並みを形成しています。
今回ご紹介させて頂く田中酒造 亀甲蔵様の建物は、明治38年頃(1905年頃)に建てられた石造倉庫群で、小樽市の「歴史的建造物」に指定されています。
店内には古い看板や帳簿などが展示されており、昔の造り酒屋の雰囲気を楽しむことができます。
北海道の冷涼な気候を活かして1年を通じて仕込む、「四季醸造」を行っている全国でも珍しい酒蔵です。寒い冬に仕込み作業を行う「寒造り」が一般的ですがここでは年間を通して、蔵酒造りの様子をいつでも見学することができます。
1階の売店から2階へ昇る階段に、階段昇降機が設置してあります。2階では順路に導かれ酒造りの知識を習得しながら、ガラス越しに階下の酒蔵で営まれる酒造りを見学できます。
25年以上前から見学に訪れる身体の不自由な方やご高齢の方が定期的に使用されており、2017年に現在の昇降機に入れ替えられました。
今回の事例で交換した機種は曲線階段用の「昇助くん NRE9」です。
・内回り、外回り対応
・バッテリー搭載モデル
・安心の音声アナウンス付
・型式適合認定品
音声アナウンス付で操作はかんたん、故障時にも音声でお知らせ。
今回紹介した事例のように観光施設や公共施設、ご家庭など幅広い現場での階段昇降機の設置・保守・入替に携わってまいりました。
これまでの豊富な経験から、「階段が複雑な形状をしている」「設置費用を抑えたい」「古くなって心配」など、様々なニーズに対応したプランを提案させて頂きます。
階段昇降機の導入や入替をご検討の際は、ぜひ北日本メディカルにご相談ください。