階段昇降機は、階段昇降が困難な方をサポートする設備です。
一人で階段昇降ができるだけではなく、介護者の負担軽減にもなります。
しかし、階段昇降機の設置を検討している方のなかには、「どの機種がいいの?」や「乗り心地や操作性はどうなの?」など、疑問や不安があることでしょう。
そこで、今回はそのような疑問や不安を解消するために、弊社が試乗から設置までトータルサポートした事例を紹介します。
今回紹介するのは、S様がお母様のために階段昇降機を設置した事例です。
S様のお母様は加齢による体力の低下により、階段の昇降がやや難しくなってきていました。
ただし、室内では杖も使わずに歩行が可能で、階段も手すりを利用することで昇降できます。
しかし、階段の転倒・転落のリスクがあることや、「大ごとに至る前にリスクをなくしたい」との思いから、S様はお母様のために階段昇降機の設置を決断しました。
▲設置前の階段の様子
S様が階段昇降機を知ったきっかけは、以前、知り合いの家に設置されているのを見たことです。
また、お母様は以前どこかで乗った経験があるとのことでした。
さらに、S様はWebで階段昇降機について調べた上で、弊社に問い合わせをされました。
S様はさまざまな情報をすでに得ていましたが、最終判断のために「実際に試乗してみたい」とのご希望がありました。
そこで、以前弊社が設置を担当した妙照寺様にお願いしたところ、ご了承を得られたのでエスコートスリムに試乗していただきました。
▲エスコートスリム(85度いす回転時)
S様が試乗前に気になっていたポイントは以下のとおりです。
・乗り心地や走行音に問題ないか
・レールをどのように固定しているか
S様は、これらのポイントを実際に試乗して確認し、性能について十分に納得した上で契約されました。
なお、エスコートスリムは多くのユーザーから「安心感のある乗り心地で静音性に優れている」と、好評をいただいております。
レールの固定方法については、「いす式階段昇降機の設置工事の流れ」を参考にしてください。
S様邸では、主にお母様が病院やデイサービスに行く際に利用を予定しています。
昇降時はお母様が安心して乗っていられるように、S様やヘルパーの方がペンダントスイッチを利用し、寄り添って動かすとのことです。
※ペンダントスイッチとは、本体とコードでつながったスイッチのことです。オプションとなります。
▲昇降機とペンダントスイッチ
設置後、お母様は「思ったより怖くなく、これなら普段から通院や外出で助けてもらえそうです。」と喜んでいました。
弊社では、階段昇降の悩みを昇降機の設置やメンテナンスで長年サポートしてきました。
今回の事例で紹介したように、試乗の体験場所の手配も喜んで対応します。
ご家族のために階段昇降機の設置を検討している方は、どのような些細な質問でも結構ですので、ぜひ弊社までお気軽にお問い合わせください。