「荷物を抱えての階段の昇り降りをどうにかしたい」と悩んでいる経営者はいませんか。
そのような方におすすめなのは、椅子式階段昇降機です。
今回は階段における荷物の上げ下ろしの負担を減らすために、階段昇降機を設置した事例を紹介します。
今回紹介するのは、黒松内銘水株式会社様における椅子式階段昇降機の設置事例です。
黒松内銘水株式会社様は、黒松内のブナ林が育んだ天然水を販売している企業で、ペットボトルの精製から一貫した品質管理を行っています。
黒松内銘水株式会社様の階段の悩みは、原水の品質管理のために2階の検査室まで検体を運ぶ作業でした。
検体は約20キロで、1日3回も検体を抱えて2階まで運ぶ必要があり、従業員の負担になっていたためです。
▲この階段を20キロの荷物を抱えて1日3回昇り降り
そこで、事務所2階の改修工事を機に階段昇降機の設置を決断し、改修工事を請け負っている電気工事業者を通して弊社へ依頼されました。
黒松内銘水株式会社様の階段は16段の直線階段です。
設置した機種は、上階まで安全に荷物を積み下ろせる椅子回転仕様のエスコートスリムです。
▲椅子を回転できるエスコートスリム
また階段昇降機の設置に伴い、手摺を反対側に移設しました。
▲手摺を反対側に設置
設置後に社長は、「荷物の運搬だけではなく、10年後には自分が使うかも」と安心した様子で話されていました。
黒松内銘水株式会社様のように、階段における荷物の上げ下ろしの作業で悩んでいる企業は多いでしょう。
そこで、階段で重い荷物を運ぶ方法として階段昇降機を設置するメリットを紹介します。
階段昇降機は、もともと人を乗せて階段昇降するために設計されています。
そのため数十キロ程度の重さの荷物であれば、上階や下階まで楽に運ぶことが可能です。
なお、今回紹介したエスコートスリムの耐荷重は90kgです。
▲エスコートスリム
荷物を持った状態での階段の昇降は、足腰への負担が大きく、転倒・転落のリスクを高めてしまいます。
階段昇降機を利用することで足腰への負担を軽減し、ケガを予防できるのがメリットです。
従業員の荷物の運搬による負担を減らすことは、エンゲージメント(愛社精神)を高めるのに役立ちます。
従業員の負担を減らすことで、企業と従業員の関係性がより良好になるためです。
またエンゲージメントを高めることは、離職率の低下や生産性の向上、組織の活性化につながります。
今回紹介したように、椅子式階段昇降機は人だけではなく、荷物の上げ下ろしにも利用できます。
ただし荷物の運搬に利用するのであれば、荷物の大きさや重量、落下などに注意が必要です。
弊社であれば、長年の経験から使用方法や設置方法などでアドバイスできることも多くあります。
階段の昇降で悩みを抱えている方は、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。