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事故リスクの高い階段とは!対策方法には階段昇降機の設置がおすすめ

事故リスクの高い階段とは!対策方法には階段昇降機の設置がおすすめ

高齢者にとって階段での転倒や転落を防ぐことは、健康寿命を延ばすために重要です。

高齢者の家庭内事故は、「居室」に次いで「階段」で発生することが多いためです。

今回は、介助なしで階段の昇降が難しくなってきたW様に楽ちん号KF-W曲線型を設置した事例を紹介します。

階段における不慮の事故のリスクとは

内閣府が発表した「平成30年版高齢社会白書」によると、65歳以上の方の家庭内事故は「居室」で発生する割合が45.0%でした。

次いで多いのは「階段」の18.7%です。

 

また階段での転倒・転落は命にかかわるだけではなく、骨折などにより寝たきりとなる原因にもなります。

つまり、介護が必要な方にとって階段はとくにリスクのある場所といえます。

そのようなリスクのある場所を安全に移動するには、階段昇降機の設置がおすすめです。

 

介助なしでは階段の昇降が難しいお母さまのために

今回紹介するのは、介助なしで階段の昇降が難しいお母さまのために階段昇降機を設置したW様邸の事例です。

 

お母さまは加齢により体力・筋力が低下しており、歩行器を使用することで歩くことはできますが、娘さまの介助なしでは階段の昇降が困難な状態でした。

住み慣れたご自宅の2階で生活を続けたいという思いから、退院のタイミングで階段昇降機の設置を決断されます。

 

W様邸の階段の問題点

W様邸の階段は180度Uターン型の曲線階段です。

 

先に紹介したように、高齢者にとって階段はとくにリスクの高い場所です。

加えて、180度Uターン型の曲線階段は介助がしにくいという問題点があります。

介助者・被介助者が階段内で方向転換をする際に、足を踏み外してしまうリスクがあるためです。

 

設置前の階段の様子
▲設置前の階段の様子

 

2015年にも一度検討

W様は2015年に階段昇降機の設置を検討したことがありました。

その際に提案した階段昇降機のモデルはKFA型です。

 

今回はKFA型の新型である楽ちん号 KF-W曲線型をご提案いたしました。

前回作成した図面と比較すると、壁からレールまでの距離が14mm短く、座面の高さが41mm低くなりました。

 

設置後の様子
▲使いやすくなった新型KF-W曲線型

 

このことから階段昇降機は日々進化しており、以前よりも使いやすくなっていることがわかります。

 

W様邸における階段昇降機を設置した際の工夫

W様邸の階段昇降機の設置工事で工夫したポイントは下段です。

 

具体的には、下段を3段目よりレールを90度内曲げにして降ろすことで、広いスペースで乗降りできるようにしたことです。

 

設置時に工夫した下段
▲乗降りしやすい下段部分

 

設置後の娘さまの感想

設置後、娘さまは「介助するうえで一番困難な曲線階段の移動を昇降機で安全にできるので、他人に任せず自分の手で母の介助ができるようになって安堵しています」と話してくださいました。

今後は、通院時などの際に使用する予定とのことです。

 

今回のW様のように、以前に階段昇降機を検討したけれど設置を見送っている方はいませんか?

階段昇降機は進化していますので、階段の昇り降りに不安がある方は再度検討してみましょう。

ご不明な点などがございましたら、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。

 

階段昇降機 設置後 1階部分

下段の内曲げ部分

曲線階段の昇降が安心・安全に

上階は乗降を低く設定

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