店舗併用住宅では1階に店舗、2階以上に住居を配置する間取りが多く見られます。
こうした構造は利便性が高い一方で、高齢の家族や親族にとっては、階段の昇り降りが負担になるケースも少なくありません。
本記事では、こうした課題の解決策として「いす式階段昇降機」を設置したK様邸の事例を紹介します。
K様は、寿都郡で122年の歴史を持つ老舗酒屋の3代目店主です。
お住まいは店舗併用住宅で、1階が店舗、2階が住居という構造です。
K様ご自身は、日常生活において階段の昇り降りに不便を感じることはなく、これまで問題はありませんでした。
しかし、年に数回訪れる90代の叔父様・叔母様にとっては、階段の昇り降りが負担となっていました。
さらに、近々法要のために親族10数名が集まる予定があり、そのうち4~5名が足腰に不安を抱えている状況とのことです。
こうした背景から、親族が安心して2階へ移動できる環境を整えるため、K様はいす式階段昇降機の設置を決断されました。
K様邸の1階と2階をつなぐのは、16段の直線階段です。
主な特徴は階段幅が約1,200mmと広いことです。
いす式階段昇降機を設置する上でも条件の良い階段と言えます。

▲設置前の階段の様子(手すりは反対側に移設済み)

▲左:1階の様子 右:2階の様子
K様邸に設置した機種は、屋内用・直線階段用のいす式階段昇降機「エスコートスリム」です。
当社では常時在庫を確保しているため、通常7営業日以内に設置可能です。
納期が短く、比較的費用を抑えられる点から、多くのお客様に選ばれています。
・折り畳むと壁から250mmになるコンパクト設計
・レールの出幅は壁から100mmのスリム設計
・乗り降りしやすい2段階のいす回転機能
・立ったまま操作できるひじ掛けと足のせ連動機能
・指先で直感的に操作できるレバースイッチを採用
・キースイッチで誤操作やいたずらを防止可能

▲1階の様子(右:折り畳み時)

▲2階の様子(右:折り畳み時)

▲いす回転機能(左:55° 右:85°)

▲設置後の階段全体の様子
今回の設置で特に工夫したのは手すりの位置です。
具体的には、もともと昇降機を設置する側にあった手すりを反対側へ移設しました。
この工夫による主なメリットは次の2点です。
本体と手すりが干渉しないため、レールの出幅を最小の100mmに抑えることができ、設置後の階段の有効幅を広く確保できます。
手すりを反対側に設けることで、階段を利用される方も安全に昇り降りできます。
設置後、エスコートスリムの操作方法をご説明した際、K様や工事中の建築業者さんは「こんなにコンパクトになるんだ」と驚かれていました。
また、「新築時には昇降機のことまで考えていなかったが、階段を広く作っていて本当に良かった」「将来的には自分も使用するかもしれない」と、K様も満足されている様子でした。
いす式階段昇降機は、「階段の上り下りがつらい」という悩みをサポートする福祉機器です。
店舗併用住宅では、病気や障害により階段の昇降が難しくなることで、自宅での生活に支障をきたすケースも少なくありません。
ご自身やご家族、そして将来の安心のために、早めの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
北日本メディカルは、これまで数多くのいす式階段昇降機の設置に携わってきました。
その豊富な経験を生かし、建物の構造や施主様のご要望に合わせた最適なプランを提案できることが強みです。
階段の昇り降りに不安を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。