男性は高校生の時、プールに飛び込み頸椎を損傷、首から下が麻痺して車椅子生活になりました。
車椅子の操作は可能でしたが、ベットから車椅子への移乗、トイレ・入浴はご両親の全介助が必要な状況でした。男性は、「自分ひとりでトイレを使用したい」また「できれば自由に外出したい」と希望をお話くださいました。
自分で操作可能な自走式の天井走行リフト『グルドマン社製GH3』をご要望され、導入したことにより、「ベットから車いす」・「車いすからトイレ」の移動をひとりで行うことが可能となりました。
また、玄関扉を自動ドアに改修し、玄関外の段差をスロープにしたことで自由に電動車いすで外出が出来るようにもなりました。
今では毎日、自由にゲームセンターに出かけて行くことができるようになり、心身共に自立した生活を送っていらっしゃいます。